お気に入りのハーブを自分で乾燥させて、ハーブティーとして楽しむ。そんな自然の恵みをじっくり味わう時間は、日々の暮らしを少し豊かにしてくれます。この記事では、実際に手に入れやすいハーブを使って、乾燥から抽出までの基本的な流れと、風味を引き出すためのちょっとしたコツをご紹介します。

乾燥ハーブティーの魅力とは?

長期保存できて手軽に使える

乾燥ハーブは水分が抜けているため、保存性が高く、一度にたくさん収穫しても無駄なく使えます。使いたいときに必要な量だけ取り出して、すぐにハーブティーが楽しめるのも魅力のひとつです。

香りと味がギュッと凝縮

乾燥によって水分が抜けることで、香りや味が凝縮されやすくなります。上手に抽出すれば、やさしく豊かな風味をじっくりと感じられるでしょう。

自家製ドライハーブの作り方

ステップ1:収穫

  • 天気のよい日の午前中に、露が乾いた状態のハーブを収穫します。
  • 花・葉・茎など、使いたい部位をきれいに摘みましょう。

ステップ2:洗浄と水気をとる

  • 軽く水で洗い、キッチンペーパーなどでやさしく水気を拭き取ります。
  • 茶色く変色している部分や傷んでいる葉は取り除きます。

ステップ3:乾燥させる

  • 風通しのよい日陰に吊るす、または新聞紙の上に広げて自然乾燥させます。
  • 数日〜1週間ほどでカサカサに乾燥してきたら、密閉容器に保存しましょう。

ハーブティーに向いている乾燥ハーブの例

実際に使いやすいハーブ

  • カモミール(ジャーマンカモミール):やさしい香りとまろやかな味わい
  • ミント類(ペパーミント・スペアミント):清涼感のある香り
  • レモングラス:さっぱりとした風味
  • ローズマリー:しっかりとした香りで料理との相性も良好
  • ラベンダー:穏やかな香りでブレンドにもおすすめ

これらはすべて、実際に市販でも多く流通しており、自家製ハーブとしても育てやすい種類です。

ハーブティーの淹れ方とポイント

基本の淹れ方

  • 乾燥ハーブ 小さじ1〜2(ブレンドする場合はお好みで調整)
  • 熱湯 約200ml
  • 蒸らし時間 5〜7分
  1. ティーポットまたは耐熱カップに乾燥ハーブを入れる。
  2. 熱湯を注ぐ。
  3. フタをしてしっかり蒸らす。
  4. 茶こしでこして、カップに注いで完成。

おいしく楽しむコツ

  • 蒸らすときはフタをして香りを逃さない。
  • 茶葉を細かく砕くと抽出しやすくなるが、風味が強くなりすぎることも。
  • お好みでレモンの薄切りや、少量のはちみつを加えると、味に奥行きが出ます。

飲むときの注意点とやさしい配慮

  • 一度に大量に飲まない:ハーブティーは少しずつゆっくり楽しむのが基本です。
  • 体質に合うか様子を見る:初めてのハーブは、まずは少量から試してみましょう。
  • 妊娠中や授乳中の方は確認を:一部のハーブは香りが強いため、心配な場合は医師や専門家に相談を。

まとめ|乾燥ハーブで、自分だけのティータイムを

ハーブを自分で育て、収穫し、乾燥させてお茶にする。そんな丁寧な暮らしのひとこまが、忙しい毎日にやさしい彩りを添えてくれます。

香りにふれ、お湯を注ぎ、蒸らす時間も含めて、五感で楽しむハーブティー。自分のペースで、好みに合わせたブレンドやアレンジを試しながら、自然に寄り添うティータイムをぜひ味わってみてください。